2014年5月26日月曜日

本日のお稽古

弟子に学ぶ
今日はそんな一日だった


熊田瞳麻作

グラジオラス2種直立型
葉は別に矯めて挿す



















グロリオサ盛花
木イチゴ、クッカバラ
色合いも良い


千島瞳円作



















傾斜基本型 バイカウツギ、カンパニュラ、キイチゴ
バイカウツギの葉を程よく取り除き活けている


























カラー、グロリオサ
花器とも良く合っている




















カンパニュラ、キイチゴ、都忘れ
とても涼しげで良い


杉原瞳和作

























自然調直立型
力強さがある


新田瞳佑作



















自然調傾斜型
自然調ではあるがモダンな感覚がある

























自然調直立型
グラジオラス2種、バイカウツギ
グラジオラスをあえて正面に向けた所がまた面白い


千島瞳莉乃師範(リノちゃん)作



















傾斜型投入れ
莉乃ちゃん天才
都忘れがすうっとのびている


作者不明





































みんなを駅まで送って家に戻ると余ったお花で活けてあった。
どちらも良い

今回は花材の組み合わせなど何も言わずに
みんな自由に活けた。
グラジオラスにグロリオサを合わせるのは意外性があった。
おそらく僕なら合わせないだろう。

グロリオサの扱いがみな良かったと思いました。


今回は
前回NY出張で参加できなかった鍋奉行マリちゃんが参加。
お稽古の後、すき焼き!
楽しいひと時でした。

次回は午前中にお稽古をして
午後からみんなでお弁当作って海に遊びに行きます。

楽しみですね。

瞳生

2014年3月30日日曜日

お稽古再開

諸事情が整い
やっとお稽古を再開する運びとなった。
僕もみんなも楽しみにしていた。

遠路遥々、
春の嵐のなかをみんな花を活けにやって来くる。

僕が花を習い始めた頃の先生方は
皆さん高齢になり80才を有に過ぎ引退する方も多い。
そして、花器や道具を譲り受けたりする。
その際こんな事を云われた事がある。
「お弟子さんを大切にしなさいね。」
そんな言葉が心にしみる一日だった。


まずは雪柳を矯(た)め
自然調直立型基本のアウトラインを活けた。





自然調直立型の基本型
新田瞳佑活ける

自然調直立型
瞳生活ける
次にこれのキキョウランを取り除き
花だけで活ける。
ボネット、チューリップに動きをつける。

杉原瞳和活ける
交差型自由花
投入れは花器から遠くへ活けるようにする。


自由花
新田瞳佑活ける

自然調自由花二作
千島瞳円活ける

直立型
傾斜型

師範 千島瞳莉乃

自由に活ける
























花器も自分で選ぶ。
天才だ。


いけ花は線と塊と色の三要素で成り立っている。
かたちは立つか傾くかの二つだ。

活けた瞬間に花はその人へとなる。
人それぞれが見えてくる。


お稽古の後は祝賀の宴
すき焼きたいへん美味しく頂きました。


花が結ぶ縁で僕たちは集まった。